すきかって

北海道日本ハムファイターズをまったり応援するアラサー喪女のチラシの裏

ニュースZERO・斎藤佑樹選手の特集はあまりに失礼ではないか

 

ファイターズは三ヶ月ぶりの四連勝。

好調・西武打線を0点に抑えての勝利だもの、今夜は酒がうまい!

連勝ってこんなに楽しかったっけ。そんな気分で二次会がてらスポーツニュース巡りをする私。

スポーツニュースを見て楽しめる喜び!うぅん、五月以来ではないか……。

 

ふわっとした気分でスポーツニュースを待ちつつニュースZEROを何気なく見ていたら、斎藤佑樹選手の特集が組まれていた。

今年、再起をかける彼の姿勢は応援したいとずっと思っているんだけど、今季初勝利以来なんとなくピリッとしない印象はある。

先月、京セラドームでの登板を観に行ったけれど、あの日はお世辞にもいいとは言えない内容だったと思う。

でもやっぱり応援したいから応援する。理由なんてそれくらいでいいと思っているのです。

 

プロ野球選手の平均引退年齢は29歳(小数点以下略)。

今年、斎藤選手はそこに差し掛かっている。うん、まぁ客観的事実だしね。

うまくいかないこともあるだろうけれど、斎藤選手はしっかり自分を見つめ直して今年も戦っている。

 

そんな彼にシーズン途中に「引退」「クビ」なんていうワードを聞かせるってどういう神経してるんだろう。

あまりに失礼じゃないか。

言葉に詰まりならがらも真摯に答える彼の斎藤選手の姿を見ていると、見ているこちらのほうがどうにかなりそうだった。

今すぐ全球団に行って、同じようにくすぶっている同年代の選手に同じことを聞いてきたらどうか。(他球団の選手を貶める意図はありません、ごめんなさい)

それもできないくせに、メディアは『斎藤佑樹』のオモチャ扱いを加減やめてもらいたい。

 

確かに、今年は特に風当たりの強い年だと思います。

だって清宮くんがいるからね。

同じように高校野球のスターとして活躍したのち今こうしてもがいている斎藤選手を見て、清宮くんにはこうなってほしくないだなんて思っている人たちもいるのでしょう。

けれど、彼らの人生をどうして我々が決め、笑うことができようか。

なぜかメディアは『斎藤佑樹』が相手だとそれがまかり通ると思っている。

 

非情に気分の悪い特集だった。三ヶ月ぶり四連勝の味も忘れてしまいそうなほどに。

そのあとのスポーツニュースで大谷が!柳田が!なんて煽っていたのが余計に鬼のようだった。

(これはたまたま今日の試合結果がそうだったからどうしようもないことだし試合結果自体は嬉しい内容なんだけど……)

 

少なくともシーズンを戦っている選手に引退の話を聞くだなど、失礼にもほどがある。

引退を明言している選手じゃないんだよ。

今シーズンこれからどんな気持ちで戦うかだなんて、そんなもの情緒が多少理解できれば聞かずともわかることではないのか。

彼が今後どういう選択をしていくか、どういう道におかれるか、そんなことは外からあれこれ言って決まることじゃない。

彼の言う通り、ついてくるもの。

それをつついて遊んで、本当に下品だ。

 

もしかしたら斎藤選手からしたら、こんなブログを書かれることも嫌かもしれない。

それでも私はもう一度と言わず二度、三度、斎藤佑樹を一軍のマウンドで見たいからこそ、今回の特集は腹に据えかねた。

 

何を殴れば気が済むのかわからなかったので、こうして書き殴ることにしました。

せっかくブログを作ったことだし、今度はもう少しポジティブな話をつらつらと書けたらいいな。